左官業
左官とは、様々な鏝(コテ)を使い、建物の壁や天井、土塀などを石灰や土、砂、自然繊維などを組み合わせた自然素材を塗り上げ、最終的な表面仕上げを施す仕事のことを言います。
創業50年の歴史に裏打ちされた強み
有限会社砂川工業の前身となる山陰砂川工業は、およそ50年前に山口県萩市で創業を致しました。
創業当時は高度成長期ということもあり、鉄筋コンクリート構造の建物が大量に造られ、戸建住宅においても、当時の内装は綿壁や繊維壁の塗り壁仕上げが多くあり、更には、浴室のタイル貼り、基礎工事、コンクリートブロック積み、コンクリート打設時の床均しなど、左官業の仕事内容も多様化し、多くの左官職人を必要としました。
弊社も、ただひたすら生産性を追求して施工数をあげ、売上を伸ばしていきました。
しかし時代も変わり、住宅様式の変化や建設工期の短縮化(左官が使う材料である土・漆喰・モルタルは、一般的に乾燥・硬化に時間が掛かる)の流れから、壁の仕上げには塗装やクロス等が増え、サイディングパネルや石膏ボードなど、建材の乾式化が進みました。また、ビル・マンション工事では、コンクリートにモルタルを厚く塗らない工法に変わった事や、プレキャストコンクリート工法(工場であらかじめコンクリート製品を製作した後、現場へ運搬し設置する工法)の増加等の要因により、塗り壁や左官工事が急速に減少し、併せて職人の数も減り続けています。
最近になり、漆喰・珪藻土・土等の天然素材を使用した壁が見直されると共に、手仕事による仕上げの多様性や味わいを持つ、左官仕上げの良さが再認識されてきており、特に「和モダン」と呼ばれる、日本らしさと欧米のモダンスタイルを併せ持つ建築には、多彩な左官仕上げが使われる事が多く、弊社が創業より半世紀の間培った技術とノウハウが強みとして活きております。
お客様のご要望に徹底的に応えるモノ作りを企業理念においている弊社だからこそ、積み重ねることができた歴史と培うことができた技術は、現代建築においても、本質は変わらずとも、多様化した業務に対応したサービスを提供いたします。
主なサービス内容
有限会社 砂川工業では、多岐に渡ってサービスを展開しております。
- 左官工事
- タイル工事
- 一般建築
- 各種防水工事
- 管工事
- 基礎工事、コンクリートブロック積、コンクリート打設時の床均し
- 外断熱工事